自分を強くするためのもの

自分を強くするためのもの

いつの間にか夏も終わり、季節は着実に秋に向かってますね・・。

季節はちゃんと変わっていくのに、中身が全く何も変わらない44歳、廿日市リラクゼーションサロンAroma Bear【アロマベアー】岡本です。あ、今月で45歳になるんでした!歳だけはちゃんと重なっていくのね・・。。

 

今年の夏は特に早かったですね~。

(毎年早い早い言ってますが・・。)

夏の終わりにある、日本テレビの24時間テレビ。

昔はあまり好んで観ていませんでしたが、ここ数年は機会があれば観るようになりました。

昔は、誰かが走ってるのを見てなぜ元気になるのか・・なんかよく分からない番組だなぁ、、

なんて失礼ながらに思っていたこともあるんですが、(ホント申し訳ないです・・)

今は、素晴らしい企画の、素敵な番組だなぁと思います!

 

特に、今でいう「マイノリティ」な方たちにスポットを当てての企画は、

世の中に発信していくことでいろんな意味から理解も深まっていくし、

単純に知らなかったことを知る機会にもなるし、

こんな時代だからこそ、「人」として生きていくことの意味とか、再確認できる機会にもなるなぁと。

 

そして今回たまたま番組をつけた時間に、

生まれつき足が全く機能しなかった車いすの青年と一緒にダンスをする企画をしていたんですが、

青年がまだ6歳くらいの頃に、足を切断する手術の前日に撮ったビデオが流れて衝撃を受けました。

ビデオを撮りながら男の子の母が「明日手術だね」と語りかけると、

男の子は笑って

「明日このかわいいあしちゃんと、さよならします」と言って、

自分の小さな足を撫でながら、

「立たせてあげたかった~」

っていうんです。

なんて強いんだろう・・。

その子の強さと、優しさと、かわいさと、せつなさで胸が締め付けられました・・。

その男の子は手術後に、上半身を使って前よりもより活発に動けるようになり、

現在はお医者さんになる夢をもって頑張っておられました。

 

「あなたにとって障がいとは?」の質問に、

 

「障がいは、自分を強くするためのもの」

 

と言った言葉が強く強く残って、しばらくぼーっとしちゃいました。

 

「障がいがあること」は、「不便」なことはあっても、「不幸」なことではない

 

という番組のしめくくりに、激しく同意でした。

 

ホントにそうだよね。

世の中はどんどん便利になっていくけど、今生きている感謝を忘れてしまいがちな人が多い中で、

足がないという不便さを、他人と比べて羨むこともなく、

等身大の自分で今を楽しんで生きている青年の素晴らしい生き方は

番組を通してたくさんの人に伝わったんじゃないかと思いました。

 

わたしも、いろんなことを言い訳にしてた自分が恥ずかしいなぁと・・。

逆境も、苦労することも、それこそが「自分をつよくするためのもの」と言えるくらい、

かっこいい自分でありたいなぁと思った44の夏でした。笑

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